日本証券業協会が公表した新NISA開始1年後の利用動向調査結果によると、令和6年に新NISAで金融商品を購入した調査対象者7,610人のうち、つみたて投資枠の利用者は6,008人で平均購入金額は47.3万円、成長投資枠の利用者は5,408人で平均購入金額は103.3万円となっている。
 利用者の年収分布は、「年収300万円未満」が39.7%、「300万円〜500万円未満」が27.7%となっており、500万円未満の者で7割弱を占め、1,000万円以上の者は5.6%だった。
 令和6年中の新NISAにおける損益をみると、プラスだったとの回答が、つみたて投資枠で82.8%、成長投資枠で70.2%となり、ともに7割以上が利益を出している。