e-Tax上で納税者と委任関係の登録を行った税理士について、納税者のマイページで確認できる各税目に関する情報をはじめとする情報が5月26日から参照可能となった。また、個人納税者に限り、税理士への「「確定申告等についてのお知らせ」の自動転送」も行われる。
 これまでは、納税者が自己のメッセージボックスに格納された受信通知等について、委任関係を登録した税理士へ「メッセージの共有」をすることにより、税理士のメッセージボックスで「共有」されたメッセージを閲覧するのみとなっていた。
 既に委任関係の登録を行っている税理士は、改めて委任関係の登録を行うことなく参照することができるが、税理士用電子証明書やマイナンバーカード等の電子証明書による認証が必要となる。
 委任関係の登録を行うと、原則、納税者又は税理士が「委任関係の解除」を行わない限り、登録状態が継続し、上記機能も継続する。委任契約が終了した場合は、納税者又は税理士が速やかに委任関係の解除を行う必要がある。なお、納税者又は税理士の利用者識別番号が電子申告の取りやめ等により廃止になった場合は、自動的に委任関係は解除される。