令和6年分所得税等の確定申告において、3月17日時点の速報値で、納税者自身による自宅からのe-Tax申告が前年より約2割増加していることが、3月24日に開催した国税審議会での提出資料でわかった。
速報値(送信件数ベース)によると、所得税等のe-Tax申告は1,841万件(前年同期比8.7%増)で、そのうち自宅からのe-Tax申告(本人送信)は863万件(同20.5%増)。また、自宅からのマイナンバーカードによるe-Tax申告は704万件(同32.3%増)と、前年同期よりそれぞれ2~3割の増加となっている。
一方、確定申告会場からのe-Tax申告は243万件(同6.3%減)、3月2日(日)に実施された閉庁日対応における確定申告会場からのe-Tax申告は5万件(同11.4%減)といずれも減少した。