国税庁は、学校教育の中で学習したことや自分自身の経験・体験などを通して、税の意義や役割について考えたことを作文の形で発表し、税に対する関心を高校生に一層深めてもらうため、昭和37年から「税に関する高校生の作文」の募集を毎年実施している。
64回目を迎えた令和7年度の作文募集では、1,505校から17万3,021編の作文が寄せられ、12名が国税庁長官賞を受賞。各局(所)又は各税務署の幹部が表彰校を訪問して賞状及び記念品を贈呈する。
また、全国納税貯蓄組合連合会は国税庁と共催(後援:(一社)大蔵財務協会、日本税理士会連合会、(公財)全国法人会総連合)で、租税教育の推進の一環として中学生の「税についての作文」の募集を実施。
第59回目の令和7年度の作文募集では、全国の中学校6,339校から42万6,388編の応募があり、内閣総理大臣賞や財務・総務・文部科学大臣賞などの受賞者を決定している。
高校生・中学生の税の作文の優秀者及び優秀作品は、国税庁ホームページ内の「税の学習コーナー」に掲載されている。