令和7年分所得税等確定申告の相談及び申告書受付が2月16日から始まった。そこで、令和7年分申告における国税庁の利便性向上に向けた主な施策などを確認していく。

◆チャットボットで確申版を追加
 国税庁ホームページでは、個人の国税に関して気軽に相談できる「チャットボット(税務職員ふたば)」で2月2日から令和7年分所得税・消費税の手続をはじめ、よくある質問・相談が追加された。
 チャットボットは、質問したいことをメニューから選択するか、自由に文字入力すると、AIが自動で回答を行う。
 「令和7年分確定申告特集」では、申告書作成手順を動画案内する「動画で見る確定申告」などにより、納税者が自宅から相談等ができるサポート体制の充実を図っている。

◆マイナポータル連携で取得可能範囲が拡大
 令和6年分確定申告で310万人が利用したマイナポータル連携。
 マイナポータル連携は、マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマホ(又はICカードリーダライタ)で、マイナポータル経由で給与所得の源泉徴収票や医療費、ふるさと納税などのデータを一括取得し、確定申告書の該当項目へ自動入力できる。
 令和8年1月から、自動入力対象が拡大され生命保険や損害保険の契約一時金、年金、一部の寄附金のデータが取得可能になっている。