国税庁がこのたびまとめた「令和5年分・民間給与実態統計調査」によると、民間事業所に昨年1年を通じて勤務した給与所得者の平均賞与は前年より僅かながら減少したものの平均給与は460万円と1.9万円増加し3年連続の増加となった。
 令和5年1月から12月までの1年を通じて勤務した給与所得者数は5,076万1千人(男性2,887万人、女性2,189万人)で、給与総額は233兆2,649億円、給与所得者1人当たりの平均給与は459万5千円で3年連続で増加した。平均給与の内訳は、平均給料・手当が388万1千円、平均賞与が71万4千円。
 また、源泉徴収により所得税を納税している者は4,382万人で、その税額は11兆8,907億円となっている。