㈱ミロク情報サービス(MJS)がこのたびまとめた「会計事務所白書 生成AIに関する実態調査第2弾」によると、会計事務所の約4割が生成AIを既に利用していることがわかった。
同調査は、昨年11月に会計事務所(職員含む)210名及び企業のバックオフィスまたはIT担当者と事業主949名に対してインターネット調査を行い回答を得たもの。
まず生成AIの使用については、「ある」が39%で「ない」が61%。
利用範囲は、半数超が業務と関係する調査や作業に利用しており、約3割の利用者は試用程度にとどまっているが実務的な活用を模索している段階の会計事務所が少なくないことも判明。使用したことがない会計事務所においても、直ぐまたはいずれ使ってみたいと思っているのは8割近くにのぼり、導入に前向きな姿勢を持つ者が多いことも判明した。
今後、生成AIを活用したい業務(複数回答)は、「データ分析」が58%で最も多く、「文書や画像などのコンテンツ作成」が45%、「顧客対応」が43%と続き、生成AIによる業務効率化やサポート機能に対する期待は高いものとなっている。