5月にe-TaxのWEB型ソフトとメッセージボックスの機能が改善された。
 まず、e-Taxの受付システム、e-Taxソフト(WEB版)、e-Taxソフト(SP版)を統合し、名称を「e-Taxソフト(WEB版)」に統一。昨年6月に公表した「税務行政のデジタル・トランスフォーメーション-税務行政の将来像2023-」で掲げたとおり、e-Taxに関するソフト等の増加に伴い複雑化した導線を簡素化するため、各種ソフトを統合して利用者目線に立った導線に整理し、スマートフォン・タブレット、パソコンのどちらからも同じように利用できるようUI・UXの改善を行っている。
 このマルチデバイス対応に併せて、メッセージボックスの表示機能も改善。「お知らせ・受信通知」と「通知書等」に区分し、「お知らせ・受信通知」ではカテゴリーで絞り込む機能が設けられ、情報へのアクセスが簡単に。スマホで受信通知を見る場合にも、送信した申告書等のデータがPDF表示されるように改善を図っている。