国税庁が公表した「令和5年分 所得税等・消費税・贈与税の確定申告状況等」によると、e-Taxで確定申告を行った納税者が増加し、所得税等の確定申告全体の約7割がe-Taxで行っていることが明らかとなった。
 e-Taxの利用による所得税等の確定申告書の申告人員は1,604万6千人(対前年比+7.3%)で、前年分から109万8千人増加しており、所得税等の確定申告書の申告人員2,324万人のうちの実に約7割がe-Taxで申告を行っている。
 また、自宅からスマートフォンを利用して申告を行った者は316万2千人(同+27.0%)で、自宅からのe-Tax申告のうち、約半数がスマホを利用していることも判明。マイナンバーカードを利用したスマホ申告者は244万7千人で、この4年間で約41倍の増加となっている。