令和5年分確定申告がいよいよ始まるが、フィッシング対策協議会は、国税庁を騙り個人情報等の入力を促すフィッシングメールの報告が増えていることから注意喚起している。
メールの件名は、「税務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】」や「【最終通知】滞納した税金がございます!【税務署】」など。
メールの文面例は下記のようなものがあり、ニセ画面へのリンク先にアクセスさせて、個人情報やクレジットカード情報を入力させる。e-Taxの表記がバラバラで、句読点が不自然な文章となっていることが特徴だ。
「国税還付金の電子発行を開始しました。e-Taxをご利用いただきありがとうございます。令和5年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けています このメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウントをご登録ください。」
「国税庁より重要なお知らせです、あなたが納税すべき国税等につきましては、いまだ納められていません。▼以下のリンクをアクセスし、記載されてる方法で直ちに全額を。」