税務調査や滞納整理の際に国税当局の担当職員から提出を求められた帳簿書類、請求書、納品書等の写しなどの書類は、令和4年1月からe-Taxにより担当部署宛にデータで提出できるようになったが、今年4月からは、行政指導の際に担当職員から提出を求められた書類についても同様の方式で提出できるようになる。
 調査関係書類の作成にあたっては、「提出先税務署」の欄には、申告書等の提出先である所轄税務署ではなく、税務調査等の担当職員が所属する国税局又は税務署を設定し、提出先の宛名は部署名や担当職員名、「提出先調査部門等番号」には担当職員から通知された9桁の番号、「送信資料名」には令和○年分税務調査提出書類など任意の名称、などを入力。PDFファイル又はCSVファイルのいずれかの形式を選択して添付書類を組み込み、電子署名を付与して送信。送信が完了すると即時通知結果が表示される。税理士による代理送信も可能だ。